出先で無料占いを見つけた。10分は無料で、それ以降は追加料金を というもの。
占いに頼る何もないけど、何を言われるのか好奇心で立ち寄ってみた。
生年月日を告げ、手相を拝見と掌を見せたら。
「結構運、良くないね。悪い。結婚してるの?」
いきなり不安になりそうな事を突きつけますか(失笑)
結婚してるのか視抜くのもシゴトの内では?
「旦那さん女と金がダメだね」
夫サンに関わる”女”と言うと、己も含まれるのかね?
お金は必要分どうにかなってる・生活費を稼いでくれてるし。ダメと断言される事は無いな。
「5年後に離婚するよ」
”厭な結果”だけを突きつけるのか? 酷ぇな。
〜が問題点だから〜を改善した方が好い とアドバイスが占い業務じゃないのかい?
対策は? と訊くと。
「旦那の行動が怪しくないか、気を付けて見張る事。女が居ても見て見ぬフリをする事」
疑心暗鬼になったら、家庭内険悪になるねぇ。浮気確証しても看過なら、見張る意味は何もない気が。
「癌の家系だ。父方、癌で死んでないか?」
身内が闘病していたらガツンと来る一言だね。
父方は誰も癌で亡くなってませんが?と言うと。
「それじゃ、母方だね。癌の遺伝子を持っている。癌になるね」
癌は遺伝子起因じゃない・環境由来なんだけども?元看護師視点で小1時間くらい説教したくなったよ。
占い師の台詞を聞く度に、
「そうなんですか(苦笑)」
で済ませて適当に流したけども。
占いを真に受けて、夫サンの行動を一々疑ってかかったら気持ちは休まらない。先ず疑い有で妻から見張られたのでは、夫サンだって堪らんよ。
鵜呑みにして家庭内の空気が険悪になったら、遠からず”離婚”は現実に。そうなると、この占い結果は当たりだ となる。
不安材料だけを投下して、そうなる様に誘導する……これは呪詛では?
呪は大袈裟かもだけど、悪い事・不安の種ばかり言うのは、心を扱う側の在り方としてどうかと。
占いへ行く人は不安を抱えているでしょ<己は例外だが
不安材料だけを言われたら不安増大、何かに縋りたくなる。
目先に、
「お金払えば解決策あげる」
なんてモノ(=追加料金)があれば、渡りに舟。
払って悪い結果が回避されたら、助けて貰ったとなる。
こういうカラクリなんだな。追加料金は勿論払いませんでしたよ。
追加するなら鉱石やら萌えに注ぎ込みます(笑)