インフルエンザ騒ぎも定番になった今日この頃ですが、日本の各報道の取上げ方は騒ぎ過ぎが否めません。
「強毒性に変異したら怖い」とか「もし罹患して、もしも死んだら怖い」とか、怖がるのは尤もだと思う。
しかし。
これらは「もし」「if」と、あくまで可能性を広げて考えた場合の仮定でしかなく。
直面している現実は、
「海外の何処からか新型インフルエンザが来て、罹患した人が居る。でも大体は症状は軽い」
というだけ。
もしもこうなったら……と考え過ぎたら、家に居ても「今 強盗が入って来たら」「大地震が起きたらどうしよう」等と全て怖がらねばなるまい。
報道側も「怖い」とか、やたら不安を掻き立てるニュースばかりではなく、適切な対処法を流すべきだと思うのだが……無闇にニュース速報出したりと人を怖がらせるモノ多し。
エボラ出血熱やら
ペスト等、致死率の非常に高い疫病が発生した訳でもあるまいし、インフルエンザ罹患疑い程度で速報流してどうするんかね?
「TV速報にも出た程だから、凄く怖いみたい、どうしよう……」
と、視聴者の不安を煽るのがオチではないかと思う。
マスク買占め云々、マスクが店頭から消えてます報道も、人々の不安を掻き立てるだけだわな。
「皆がこれだけマスクに奔ってるから必要に違いない、自分も早く買わないと駄目だ」
って、買わなきゃいけない気分にさせるだけでは?
御家庭で出来る対策は以下の通り。
新型インフルエンザの予防には、通常のインフルエンザに対する下記のような取組を習慣づけておくことが重要です。
・咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらすこと
・使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること
・咳やくしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらうこと(個人が使用するマスクで最適なのは、不織布製マスクです。)
・咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと
新型インフルエンザ対策関連情報 より引用
不安を煽り立てるモノばかり流さず、有効対策はコレです・冷静に対処しましょう と「冷静に在る事」を伝えるのがメディアの役割だと思うが……。
TV情報を鵜呑みにするととんだ誤りってのは前例が幾らも有るし、右往左往せずに行きたい処。